おもしろがっていきていく

目に見えない世界を日常生活に取り入れてリアルな人生を生きていく

記憶7  高校時代 と理想の結末

引っ越し先の家では父母の夫婦喧嘩がふえる。
夜中に二階で自分の部屋で過ごしていると、父と母が言い合っている
声が聞こえてくる。
「なんでこんな時にゴルフにいくの?」とか
借金のことについて。父の返答の聴いていると腹ただしくて怒りがわく。
そして言い合いを聞いていると不安になって苦しくなる。
聞いていないふりをして不安な気持ちで寝る。
意を決して、1階へ降りる。父に一言いわずにはいられない。
「お父さんの借金のせいで、私もお母さんも迷惑してるんやで。
少なくとも私は環境変わってしんどい思いしてる。
お母さんも借金のことで相当ストレス抱えている。
そんな中、お父さんが家族で居たいなら、ほかの家族の気持ちも
考えないとあかんで。逆切れしてる場合じゃないで。
これ以上家族の輪を乱すなら、出て行ってくれていいよ。
貧乏になっても、3人で楽しく暮らすわ。多額の借金作る父親と暮らすよりも
よっぽどまし。
私はそういう覚悟を持っているから、お母さんもそのつもりで今後のこと
考えてね。
もうすぐ高校卒業やし、そうなったら私も働いたらいいし!
そういうことで宜しく!」