高校3年生の夏。夏休み。毎日きもちは全然癒されないまま、毎日図書館にかよい
受験勉強をする日々。ある朝、勉強しに出かけようとすると、別れた彼の妹から電話がかかる。
お兄ちゃんが昨日の夜バイクの事故で今病院にいる。とのこと。
信じられなくて動揺する。親戚に送ってもらい病院へ。
病室で顔がはれて別人になって意識を失ってい彼と対面する。
わたしは公衆電話で今の彼女に電話をする。妹ちゃんは私を慕ってくれていて、今の彼女には連絡をしていなかったから。
これはファアではないなと連絡をした。冷静に今思うと優位に立ちたかったのかもしれない。
悲しい気持ち、絶望的な気持ちの中で、もう一人の私がもう苦しまなくていいと思っていた。
そして、悲劇のヒロインになりきっていた。実際の喪失感も本当の私で悲劇のヒロインになりきっている私もやはりわたしだった。友人たちが私をかわいそうだと 優しくしてくれた。
わたしの心はただただ絶望していた。
あの頃の私へ。
あなたはこれからもまた、恋をする。今は考えられないと思うけれど最高に幸せな恋も待っている。もちろん今以上にツライ別れもあるよ。でも素晴らしいよ.すべてが最高の思い出に浄化されていくからね、