自分がパーキンソン病と診断されて、もうすぐ7年になる。
診断されたことにより、症状を軽減させてくる薬が処方され、はじめは体も心も
随分と楽になった。心に関しては、「自分の体があきらかにおかしくなっているのに
理由がわからない」という恐怖がいったん解決したからである。
それから月日が流れ、薬も増え、副作用も増え、できないことが増える中で
ずっと私が考えていたことは
「わたしが、この病気になった理由はなんだろう?」ということだった。
目に見えない世界やスピリチュアルや、占いや、潜在意識のなんちゃら。。。が
好きで多くの本を読み、学んできた私にとって
「自分に起こるすべての現実は、自分が選んでいる。意味があって起きている。
これを経験する理由がある。」という考えは、なんの疑いもなくごくごく自然に浮かんでくることだった。
ただ、考えても考えても、「その理由」がわからなかった。
理由がわからないと受け入れられない。受け入れられないと、年月が経つにつれ、どんどんネガティブな考えに支配されていく。
このままじゃいけない。そう考えていた 2024年の年明け YouTube を見ていてある本の存在を知る。