1 どういう病気か
パーキンソン病といって、、脳の指令を伝えるドパミンと呼ばれる物質が減ることにより
体が動かしにくくなったり、震えたりするなどの症状がでる病気で難病にも指定されている。
2 これまでの経緯
2018年入社して1か月ぐらいのころ、体調不良で病院へ行き、精密検査をすすめられ
パーキンソン病と診断される。当時の上司の○○さんに、病名と難病であることを説 明する。
「でも、働けるんでしょう?」と聞かれたので「主治医の先生には、薬物治療をはじめたら 症状はかなり改善すると思います。仕事は会社がいいというなら続けたほうがいいといわれました。」
と伝えると、じゃあいいよねということで今に至る。その後病気のことは一度も聞かれることなく
○○さんは忘れているのかもしれません。会社の人には私からは誰にも病気のことは言わずに今まできました。
しかし、1年ほど前、私の落とした薬を拾ってくれた同じ事務所のA部長に
突然病気のことを聞かれ、正直に話しました。
今までの経緯を聞いて、(現在の上司)B常務に伝えるのを悩んでいる。というと、 A部長は「僕は誰にも言いません。Kさん(わたし)が言いたくなったら
言ったらいいし、言いたくなければ言わないままでもいい。
ただもし、B常務に言うときは教えて下さいね」
と言われた。そこから1年半結局言えずに今に至る。
A部長は、私がそのときにお願いした通り、今まで通り、病気のことも聞かず、
わたしが助けをお願いするまで何も言ってくることなかった。わたしも助けをお願いせずにここまできた。
3 現在の取り組み
治療としては月に一回病院へいき、薬をもらって薬物治療をして体調を調えている。
主治医には、よく動くこと、前向きな気持ちで生活することを主に言われている。
1回分が長時間効果のある薬ではなく、一日に飲んでいい量も決められているので、
仕事中は、なるべく薬が途切れないように、切れそうになったら早めに次の薬を飲むという感じで
計算しながら飲んでいる。その分夜は 動けない時間が発生する状態
この病気は今、研究も進んでおり新薬の開発やあたらしい治療なども増えている。
私はメンタルや思考のトレーニングで症状を改善していくという治療を1年前からはじめた。
治らないといわれている病気ですが、治したいと思っている。
4 正直な気持ち
私は、この職場がすきで、仕事に来ると精神的にも元気になるので、できる限り続けたいと思っている。
今まで誰にも言えずにいたのも、皆さんに気を使わせてしまうのが嫌だったのと、辞めたくなかったから。
主人や友人たちには、会社の人に言うべきだとずっと言われていたのですが、その後のことを考えると
言えなかった。
でも、今よりもっと仕事をスムーズに進めていくために、そして自分自身も病気をやめて前に進むためにB常務にお話しすることにしました。
5 今仕事において困っている点
体調により薬の効きに時間がかかったり、予定通り効きにくいときがある。おなか一杯の時やお酒を飲んだときも効きが悪いことがわかってきたので、自分なりに調整はしている。
◎薬の効いていないときに、急なお客様が来られてお茶を出す、来客の対応をするという時。
◎薬の効いてないときに立ったり座ったりすること
◎薬の効いてないときに急ぎの仕事やスピードの求められる仕事。
6 こういう時こうしてほしいという依頼の内容
◎予定(来客、スケジュール、仕事の期限など)余裕をもって前もって教えていただけると、 調子が悪い時のための前準備や薬の調整ができるので非常に助かります。
◎どうしても、お茶を出せないときや出来ないときには申し訳ないですがヘルプをお願いします。
◎薬が切れたときは、効くまで待つしかないので、わたしに対しては何もしていただかなくても大丈夫です。
これをもって、週明け12月23日の朝、B常務にメールする。
「おはようございます。
B常務にご相談したいことがあり、どこかで15分ほどお時間つくっていただけないでしょうか?昼休みや5時以降でも構いません。大変お忙しい中、申し訳ございません。
宜しくお願い致します。」
するとすぐに返信が!
「了解です。朝来られて直ぐでも良いですか?今日、〇〇工業に行くので。
よろしくお願いします。」
さあ、いよいよだ。