自分を信じるには、信じるための知識をいくら増やしてもダメで、
知識を行動に移すかどうか?が重要な気がする。
「自分の意志できめたかどうか」が鍵なのではないか?
悩みや迷いがあるときに、その道のプロや、友人や、それこそ占いにだって
相談したり、意見を聞いたり、知識を増やすのは必要なこと。
しかし、その最終決定を下すときに、自分の意志ではなく、
「誰かの意志にゆだねてしまう」
事が、大きな問題なのだと思う。
「あの人がこう言っているから。。。。」で決めたことは、結果どう転んでも
自分を信じることには繋がらない。
自分を信じたくても、その決定権に「自分」がないからだ。
わたしが、能力のある占い師さんに何でも聞いてたころ、占い通りにやって、結果ほとんどのことは解決していたのだが、私の心は常に不安でいっぱいだった。
ひとつ問題が解決しても、またむくむくと心の中に不安がわいてくる。
自己決定ができなくなると、何か起こっても自分で解決ができない状態なので、
まだおきてもいない、これから起こるであろう問題に対してまで不安になってしまう。
なんせ、解決したのは自分ではない人だから、自分を信じるなんてことは、できるはずもない。
そして怖いのは、そのうちに自分で考えることをやめてしまうようになることだ。
考えたところで、どうせ聞くんだし,聞かないと決められないし、自分で考えるだけ無駄だよね。。。という感じだ。
そうして、私の思考は、
問題発生→占い師さんに連絡→答えを教えてもらう
となり、考えることをやめてしまったんだ。
そのうち、占い師さんだけではなく、主人や友人などにきいて、答えをもらうようになってきた。
「〇〇ならどうする?」
「〇〇なら、なんて言う?」
が、口ぐせだったように思う。
そして、わたしは、仕事や家庭やさまざまな悩みを、わたしでない〇〇の言葉をつかって
解決していた。
わたしは、だんだんうっすらと自信がなくなりはじめた。
わたしが、だんだんと、失っていたものは
「自己肯定感」だった。
「どうしたら、自分を信じることができるだろうか?か