つづき
「自由な心を手に入れるということが、自分の意志や考えを貫き通す先の目的だと
思う。今の日常生活のなかで、海外で感じるような心の自由を感じることができたら
ベスト。どこに行ったから自由じゃなくて、どこにいても自由。
旅行に行ったから、気晴らしになるとかでなく、どこにいても
心の自由があるというのが、銀色夏生さんの本を読むと感じること。
心が自由になるというか、楽になる。心が、いつも自由になったとき、精神的に自由 になったとき、本当の意味で「おもしろがって生きる」ことができると思う。」
『オーストラリアのような自由な国と、日本のように窮屈を感じる国を比較すると
そもそもの世界観は生き方、仕事とは? 人付き合いとは? 将来への考え方?はどんな前提の違いがあるのか?
心の豊かさに対しては?お金に関しては?どんな考え方の前提があるのか?
そもそも人生ってこういうもんでしょうという前提は、日本とどう違うのか?』
「海外のほうが、人生は自分のものと思っている人が多い気がする。」
『いろいろな国を回って、日本と自由を感じる国のそもそもの前提の違いを、考え方の違いを描いていくといいですよね。日本人が気づいていない要素がまだたくさんある。お金に関しては豊かになったかもしれないが、心の面。。。「幸福感」に関しては、日本はボロボロ。心の豊かさを味わうことなく死んでいくんですか?っていう話ですよね。』
「前提と言えば、私自身も前提の思い込みがあります。
仕事は大変なもんだ。人生は苦労するもんだ。お金を稼ぐのは難しい。
人生には苦労がつきものだ。自分の好きなことをしてお金を稼ぐなんて、そんな都合のいい話はめったにないこと。という前提を信じ込まされているから、動こうともしない。チャレンジもしない。でも、今まで本や映画を見てそれは違うんだと教えられてきた。これから先の人生は、そういう間違った前提を自分から取り除いていきたいんですよね。「まあこんなもんでいいか。旦那さんがいて、子供がいて、仕事もして、それなりに楽しく生きているし。。。私の人生こんなもんでいいか」と思っていた。
でも、今進んでいる道が、考え方が間違っているよ。ズレてるよ。本当の自分、内なる自分の望んでいることではないよ。ということを教えてくれているのが病気だったのかな。というのが、これまでのセッションを重ねてきてたどり着いた答えです」